20代女性が転職するときに問題になりやすいのが、キャリア不足です。
これまで中途採用枠で転職するには、一般的には能力が十分にあり、即戦力になれる人材でなければなりませんでした。
しかし、第二新卒を採用するようになった影響で、20代女性にもチャンスが増えています。
採用を勝ち取るために重要なのは、アピールポイントを若者らしくすることです。
キャリアを積んだ人と同じように自分をアピールしようとしても、とても太刀打ちできません。
採用する側も即戦力であるのは必須条件としていない場合が多いので、何を求められているのかを考えつつ、若者ならではの能力があることを正しく伝えることが大切です。
採用される確率を上げるためにアピールしておきたいポイントは、二つあります。
一つは標準的なビジネスマナーを身に付けていることです。
新卒と違う点は、一度は社会に出て働いて基本的なビジネスに関わっていることであり、採用側としては現場で新人研修をほとんど行わなくて良いというスタンスを持っています。
転職先の業界に特化したマナーもわきまえていれば、プラス評価になるでしょう。
もう一つは、向学心や意欲を示すことです。
若者を採用する際には、ポテンシャル採用が基本になります。
ポテンシャルがあると示すには、これから成長する意識が高いと理解してもらわなければなりません。
これから新しいことを学びたいと考え、その基礎となる知識は既に習得してきたという状況で面接を受けると、アピール力がアップするでしょう。